南極出発点「地の果て」ウシュアイアまでの旅。濃すぎた。LA、サンティアゴ、ブエノスアイレス、ウシュアイア。【南極旅行記③】

ジミーです。

前回の南極旅行記②では、南極に危うく行けなくなるところだった話をしました。

無事、事件を突破した僕たち。

ついに南極クルーズ出発点、アルゼンチン最南端の街ウシュアイアへ向かうフライトがはじまった。

成田→ロサンゼルス→サンティアゴ→ブエノスアイレス→ウシュアイア

ここまで飛行機。合計50時間以上かけて

そして、ウシュアイアからクルーズ船に乗って南極へ向かう。

ウシュアイアに向かうまでの飛行機乗り換えは1つ1つまあまあ余裕あったので、ロサンゼルスとサンティアゴはかなり観光的なこともした。

ロサンゼルスではまずサンタモニカビーチへ。

とにかく穏やか。

明るい。

天気が完全な快晴。

時間の流れが日本に比べて体感5倍くらいゆっくり。

砂浜もめちゃくちゃ綺麗。砂の粒度が高い。サラサラすぎる。ゴミがない。

今年は海外10ヵ国以上はヨーロッパだけでも回ってきたけど、こんな綺麗な場所ぶっちゃけなかった。しょーじき海外は大体汚い印象。

だから、ここは意味不明すぎた。

そんなサンタモニカビーチで1番高級なホテルのレストランで朝飯を食う。

テラス席で食う。

日本円で一食8000円くらいのステーキメニューを食う。

普通に上手い。

日本より明確に飯の量は多い。大体ポテトついてくる。

朝飯で一食8000円。

朝飯にしては普通にたけーけど、この穏やかで素晴らしい場所で、朝からステーキかぶりつけるのは快楽すぎる。

3万円以上でも全然払っていいなと思える体験。

良かった。

ビーチでは弾き語りをしている愉快なおっちゃんもいたり、ランニングをしているLAガールがいたり、犬の散歩をしている老夫婦が笑顔で歩いていたり。

素敵な場所だった。

日本と明確な差がありすぎて、ビビったね。

日本はまずこんな穏やかじゃない。笑顔がこんなにない。

日本は朝はせかせかしてるけど、こっちは真逆。theスローライフ。

多様な人種が共住する構造、国民性、文化、ほぼ晴れという天候の違い、色んな角度でこの差が作り出されているんだろうなと。

サンタモニカビーチの後は、ビバリーヒルズをタクシーでチラ見して、実弾の試し撃ちができるロサンゼルスガンクラブへ。

ガチの銃。

人を殺せるヤツ。

店に入ると、どの銃を撃ちたいか聞かれたので、1番おもろいやつくれって言ってみた。

そしたら普通のハンドガンと、とんでもねえ破壊力あるライフルを渡された。ライフルがとにかくやべえ。撃った時に出る火花の量がやばかった。

手前のがハンドガン。奥のがライフル。

 

これが実弾。

手、体にのしかかる威力がハンパない。

そら人ヤレるわ。

射撃場の圧は凄かった。耳当てみたいなのをつけてないと、鼓膜やられるんじゃないか?ってレベルで銃声が鳴り響く。

日本語喋れる日系アメリカ人の方が店員さんに多く、安全についても色々丁寧に説明もらいました。

英語苦手な人も安心して貴重な体験できるのでかなりおすすめです。

日本じゃ絶対できない体験ですからね。こういった普段絶対できない体験を増やしていくことで、富裕層相手に喋れるネタも増えていきますし、自分の幅が広がります。

最近は家でNetflix毎日見てますって人より、最近ロサンゼルスで実弾撃ってきたんすよねって人の方が明らかに会話を支配できます。興味もってもらいやすいよねということです。

銃を直接触ったことで、前より肝が座った気もします。これ冗談ではなくて、こういう極端な体験を増やすことで人としての厚みが増していくというか、ビビりづらくなるんですよね大抵のことに。

南極行くとかも極端な体験です。正直南極より行くのに時間がかかる場所はないので、どこ行くとしてもちけーとなります。日本の真裏はブラジルですが、ブラジルよりも全然遠いです。

なんなら沖縄とか、韓国とか近すぎて僕からしたら近所の公園に行くのとノリが一緒です。

この、何でも軽いノリでこなせるようになるってのがマジで最強です。一撃で経験値デカいことが、楽々にこなせるようになるからです。

要はメタルキング倒すのに、もともとはめっちゃ労力かかって終いには逃げられまくっていたのに、極端な体験を増やしていくことで確実にワンパンで仕留める事ができるようになっていく感覚です。

バンバンレベルアップします。常にブーストがかかっている感じ。常に経験値999999を連続して大量に得まくるフィーバー状態になれます。

極端な体験をするってのは、いろんな角度で応用できます。

たとえばYouTube動画を月に100本撮ってみるとか。ブログ100記事書いてみるとか。短期で量やる系も極端な体験です。

普段月に3記事書いたら良い方だなって人が、急にここまで量やったら、3記事とかクソ余裕になります。今まで1記事書くだけで疲れてたのに、1日5記事書いてもまだ全然いけるわとなります。

僕のクライアントの例を話すと、リアルで話すのが苦手な方がいました。もともと精神的な問題で会社を休職してひきこもっていたら、話すのがクソ苦手になったそうです。

僕と会って、話がおもろすぎて、自分と比べて死ぬほど悔しかったようで、

彼女はトークを磨く為に港区のパーティに月3回とかのペースでいきまくってました。

少ねえじゃんと思うかもですが、今までパーティと無縁だったトーク苦手引きこもり女子が、月3回のパーティはまあまあ負荷高いです。

よく頑張ってます。

パリピがいまくる港区のパーティです。トーク苦手なコミュ障インキャからしたらアレルギー反応出るレベルで負荷が高いわけです。

もともと声小さすぎて何も聞こえねーぞレベルだった彼女も、時にユーモアを入れたトークができるようになってきたり地道に成長してます。

人と会って喋るだけで死にそうになってた彼女が今では港区ノリにすっかり馴染んでます。脅威です。

極端体験の話はそこまでにするとして。次。

ロサンゼルスはサンタモニカビーチとガンクラブ行って、フライトの時間が迫ってきたので、チリのサンティアゴへ。

サンティアゴではまず空港から1時間くらいタクシーを走らせて、海岸の方へ。海岸自体が世界遺産らしい。

道中、霧が半端ない。

サンティアゴ空港は標高800メートルとか?記憶定かではないですが確か割と高い場所にあり、霧が凄かった。早朝だったのもあるかな。

どんな絶景がみれるのだろうとワクワクしながら霧でほぼ前が見えないレベルの道をタクシーで抜けていく。

ついに到着。

さすがに衝撃。

嘘だろ。

なんで世界遺産になったんだ。

ロサンゼルスとの差がやべえ。

言っちゃなんだけどウォーキングデッドの世界に来たかと思った。そこら中の建物の壁に落書きがしてある。落書きがない建物の方が珍しいくらいにびっしり落書きで埋まっている。

雨も降ってきた。

傘がねえ。

幸運なことに南極用のジャケットが完全防水だった。

40万以上かけて課金した重装備。サンティアゴでも最強だった。

さすがに海岸周辺は何もなさすぎて寂しすぎるので、とりあえず腹減ったんで飯食える場所を探す。

周辺で1番評価が高い五つ星ホテルのビュッフェレストランへ。

雰囲気は良い。

さっきまでのクソ寂れた雰囲気は消えた。

飯はまあまあ。しょーじき微妙だけど、まあ食えなくはない。

メロンジュースが甘すぎる。かき氷のシロップくらい甘い。

五つ星ホテルでこれかー。とさすがになったよね。国力の差ってすげえ。ロサンゼルスからサンティアゴに来ただけでここまで変わるのやべえ。

さっきまでクソ綺麗な映画みたいな場所いたのに、飛行機一回飛んでこっち来たら、すげえ差だ。正直きたねえ場所が多い。ゴミがそこら中に落ちてる。海外感でいえばこっちの方があるかもしれんな。異世界感。

次のフライトが夜なので、暇すぎる。時間がありすぎるので、空港近くのカジノへ行くことにした。夜までカジノで時間を潰すしかねーかとなった。カジノなら長時間楽しめるし、ギャンブルの感覚は意外とビジネスに活きるからシンプルに好き。

また1時間くらいタクシー走らせて、山のかなり上のカジノへ。

エンジョイカジノ。

くっそ過疎ってた。

人がいなすぎてビビった。

てか意外と空港から遠いな。

そしたらそらそーだ。人来ねーよ。ただでさえ周り山しかねえのに。何でここに作った。せめてもっと空港の近くにしようや。

ディーラーがおらん。昼だからか?スロットや機械系のゲームしかできるもんがない。

とりあえずさすがに人がいなすぎたので、併設されてたホテルのスパへ。

こっちはめちゃくちゃいい。

海岸周辺で絶望してた時とは比べもんにならんくらい良い。

サウナもある。

プールもある。

ジャグジーもある。

壮大な自然を眺めながら寝れるチルいスペースもある。

山がでけえ。

サウナでめっちゃ整った後に見れるこの壮大な景色。

南極前に自然のパワーめっちゃもらった気がしました。

スピ的な概念は1ミリも信じてない派だけど、壮大なものを見る習慣をつけると、無意識でデカいことをこなしにいくようになる。

小さいよりデカい。

弱いより強い。

単純だけどこれを無意識下に落とし込むことで、場面場面で良い選択ができる。

デカいものを見る。

強いものを見る。

そんな習慣をつけるといい。

脳筋プレイのようだけど、一流の経営者は決まってデカいことをやろうとしている。

だからそれを潜在意識に落とし込む。

壮大な自然を見る。

格闘技の試合を見にいく。

なんなら強い相手と格闘技をしてみる。

とかね。

南極に行くってのもその一つ。

1番遠い場所。

1番寒い場所。

1番秘境っぽい場所。

デカいだけじゃなくて、『1番』ってのもいい。

負けん気が強くなる。

自分が1番じゃない状況が違和感でしかなくなると、進化するのが普通になる。

スパで整ってから、数時間カジノで時間を潰して、次はブエノスアイレスへ。

ブエノスアイレスではトランジットの時間はそんななかったので、マクドナルドで軽く飯食って時間を潰す。

海外のマックいくの割と楽しいんだよね。

日本とのギャップがおもろい。

さて、ブエノスアイレスのマックはどんなもんじゃい。

ということで起きたのがこの事件。

https://x.com/okuto3okuto/status/1729028821062660371?s=20

一緒に行った億人さんがグルテンフリーのハンバーガーを頼んだら、バンズなしで肉とサラダの部分だけで届いた。

さすがに笑った。

グルテンフリーはグルテンフリーだけど、そうじゃねえ。

これじゃない感ヤバすぎておもろすぎた。

ブエノスアイレスの人は英語喋れない人が多くて、言語ほぼ通じ合ってなかったけど、なんとかバンズを手にして、ハンバーガーを食したら、ついに地の果てと呼ばれるウシュアイアへ。

南極に行くついでに、「地の果て」にまで来れた。

ここが南極出発点。ウシュアイア。

ブエノスアイレスまではまあまあ意外と暖かかったが、ウシュアイアはいよいよ寒い。重課金して揃えてきた装備がやっと役に立ち始めた。

ウシュアイアは蟹をはじめとする海産物が名物らしい。海の街だもんな。

空港から街へ出ると、蟹の看板がそこら中に。

ウシュアイアの中でも評判がトップクラスで、昼でもやってる店にとりあえず行ってみた。

THE蟹。って感じの看板と内装。

すげえ。

すげえ迫力の蟹が出てきた。

トゲトゲしてる。

こんな蟹のまま出てくんのか。蟹すぎて笑った。店内には水槽があって、その中から蟹を取り出して、都度調理してた。

ちょうど水槽の前の席に座ったので、取り出した直後の蟹を撮らせてもらった。

これまたすげえ迫力。

これは興奮したよね。

日本の蟹より強そうだ。海水の環境が日本より冷たいとかも影響してんのかな。

味はうまい。オーロラソースみたいなのをつけて食べた。しょーじき日本のポン酢とかで食べる方が好きだけど、これはこれでいい。

カニ以外にも、パエリアも食った。しょーみパエリアの方が味は上手い。魚介盛りだくさん。

バーもあった。

ワインとビールも一杯ずついただいて、それで飯と合わせて大体日本円で2万5000円くらい。

最高の食事でお腹いっぱいになったので、軽く探検。

世界最南端の鉄道があるらしいのでとりあえず向かってみた。

途中の道で見た景色。

綺麗すぎる。

川が綺麗すぎる。

馬が普通に歩いてた。

サンティアゴより穏やかな緑の山々といった感じ。落ち着いている。素敵な雰囲気の場所だなあ。

鉄道についた。

最高の天気。

閉まってた。

15時までだったらしい。15時15分くらいに確かついた。惜しい。まあこういうこともある。途中の素晴らしい景色見れただけでも満点。カフェがあったので、軽く休んでいった。

ちょうど僕らと同じタイミングで来たおっちゃんも電車乗れなかったらしく、カフェで過ごしてた。Uber頼んだら彼のスマホがなって、お前がUberかいと笑った。乗せてもらって、街中へ戻る。

旅の疲れを癒そうとマッサージ屋にいってみたりしたが、予約埋まってた。さすがに長旅で疲労たまってたので、ホテルへ戻り休むことに。死ぬほど爆睡した。そしてついに、南極出発日。

朝飯をホテルのビュッフェで食った。

もうちょいしょっぱいメニューを用意してくれ。

甘すぎる。

スイーツしかねえってくらい甘いもんしかない。

4500円くらい。

特にやることないので、一旦ホテルへ戻って、億人さんと対談動画を何本か撮る。対談動画は合計どれくらい撮っただろう。40本くらいは撮ったような気もする。正直対談動画撮ってる時が1番楽しいくらい熱量高かった。

どんな場所にいても仕事になるって最高にええやんと思った。南極でも金になるコンテンツを作れる。これは情報発信ならではだなと。

ウシュアイアでは数本だけ撮って、クルーズの準備をして、昼飯へ。昼飯を食ったらちょうど集合時間になるくらいだったので、準備満タンな状態で、飯へ。

アルゼンチンは何気、肉が世界一食べられている国で有名。ラムの肉屋があったので、行ってみた。

引きが強い。

外歩いてたらガラス窓からこんにちはしてた。ぱっと見でここに決めたよね。興味づけ大事。

 

迫力半端ねえ。

やっとしょっぱいもんが食えた。ガッツリ肉にかぶりつくと精力がつく。ついに南極クルーズがはじまるという手前で最強のエネルギーチャージができた。

そしてついに南極クルーズへ。

集合場所からバスにのって、船着き場へ向かう。

船が見えた。

ついにこの船に乗って、10日間の南極旅がはじまる。

バスにのっている外国人たちはこれから全員仲良くなるんだろうなと思うと、ワクワクする。どんな人がいるんだろう。なんとなくオーラがある人が多いな。

楽しみだ。

つづく。

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